自家製味噌作り
真夏日が続いたかと思えば急に肌寒くなったり、季節の変わり目は体調を崩しやすいです。暑い夏を乗り切れるよう、体調管理をしっかりとしたいですね。
敷島の森おなかのクリニックでは月に1度、ワークショップを行っています。漢方から学ぶ養生法・アロマで作る化粧品や掃除グッズ・自家製味噌作りワークショップなど健康をテーマに行っています。
今年の3月に行った「自家製味噌作りワークショップ」にはスタッフの私も参加せていただきましたので、その様子をご紹介します。
材料は自然栽培の大豆、麹、塩を使用しています。
そして、茹でた大豆を素手で潰していきます。子供たちは潰しながら「おいしい、おいしい」と大豆をモグモグ食べていました(笑)。
次に、麹と塩を入れて再び素手で混ぜ合わせていきます。混ぜ終わったら味噌団子を作り、容器に詰めていきます。
この工程を素手で行うことで、身体にまとっている「常在菌」が味噌に練りこまれ、その菌が醗酵して体に良い美味しい味噌ができるそうです。お子さんやご家族で一緒に作ると、みんなの「常在菌」が擦りこまれ、各ご家庭の味ができるようです。私の場合、子供は参加できなかったので、家で味噌を容器に詰める作業を、子供たちに素手で行ってもらいました。
6か月ほどで、味噌として食べられるようになり、1年ほど寝かせるとさらに熟成した味噌になります。味噌作りの後には、10年熟成された味噌をみんなでいただきました。10年の時が醸し出す奥深い味わいでした。
クリニックで行っているワークショップはどなたでもご参加いただけます。興味がある方はぜひお問い合わせください。
今後のワークショップの予定はクリニックホームページの「お知らせ」にてご案内しています。
事務 小林