鎮静内視鏡について

鎮静内視鏡について

梅雨のジメジメした鬱陶しい日が続いたかと思えば、晴れ間にギラギラした太陽が容赦なく照り付けたりと、すっかり初夏の装いとなってきました。敷島公園の木々も勢いを増して、緑が濃くなっています。

クリニック待合から見える緑のカーテンは、窓枠と相まって一枚の写真のようです。

さて、今回は皆さんから質問が多い内視鏡検査の「鎮静」について少しだけお伝えします。

患者さんから「鎮静」ってどんなことをするのですか?と言う質問を受けます。

「鎮静」は手術の時のように、口から管を入れて呼吸管理しながら意識のない状態で行う「全身麻酔」とは違い、点滴で眠くなるお薬を入れながら行うものです。

そのため、患者さんはウトウト眠った状態で検査を受ける事になるので、苦痛をあまり感じることがないと言われています。眠るお薬の効き具合には個人差があります。検査中にぐっすり眠ってしまう方もいれば、先生がお話ししていることは聞こえるけれど、ぼんやりとしていたという方もいます。

クリニックの内視鏡室

                                                                        

内視鏡検査が初めてで不安がある方、辛い思い出があり検査を迷っている方は、ぜひご相談ください。眠って行うので、通常の内視鏡検査よりは時間がかかりますが、鎮静で検査を行った患者さんの多くから、「検査が無理なくできてよかった」「気が付いたら検査が終わっていてよかった」との感想をいただいています。

                                                                         

職場での健康診断で再検査を指摘された方や、前橋市の検診でも鎮静下での内視鏡を受けることができます。

                                                                            

検査のおおまかな流れや費用は、お問合せいただければご説明いたします。

また、クリニックに足をお運びいただければ、パンフレット等を用い更に細かい説明もできますので、悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。

スタッフ一同お待ちしております。

                                      

看護師 櫻井