漢方から学ぶ「夏の養生」
こんにちは。アロマセラピスト、漢方スタイリストの、あんどうです。
5/14(火)に漢方のワークショップ「夏の養生」を開催しました。
夏は、暑さと湿気により、体力が消耗され汗や渇き、動悸、めまい、むくみや倦怠感などの様々なトラブルが起こります。
これを漢方では、「暑邪(しょじゃ)」「湿邪(しつじゃ)」といい、暑さと湿気の邪気により、体力が消耗されると考えます。
「暑邪」は、汗として水分を蒸発させ、体内のエネルギーを消耗させます。
「湿邪」は体内の水分をためやすくし、胃腸トラブルやだるさが現れます。
また、夏は、「心(しん・こころ)」に影響を受けます。
「心」は心臓ともとらえますが、漢方では「精神」とも考えます。
夏の邪気にやられると、精神まで影響を及ぼし、やる気が出ない、イライラするなどの自分ではコントロール出来ないトラブルにも発展します。
「夏の養生」では、この「暑邪・湿邪」から体を守る、薬膳茶、食、ハーブをお伝えしました。
薬膳茶は、8種類ご紹介し、そのうち5種類を試飲。さらにその5種類をブレンドしたお茶も試飲していただきました。
今回紹介したお茶は、ご自身でも作れるものばかり。作り方も合わせておつたえしました。
そして、軽食は、いつもお世話になっている国際中医薬膳師のまりこさんにお願いして、「夏の薬膳ラタトゥイユ」と「銀座プチメック 緑オリーブとチーズフランスパン」をご試食頂きました。夏の食養生にぴったりのメニュー。夏野菜がゴロゴロ入っていて、とても美味しいというお声をたくさん頂戴しました。
皆さんからの感想を少し。
Sさん・・・漢方の話、大変勉強になり、自分でも実践できるものばかりでした。早速チャレンジしてみたいと思います。ラタトゥイユ美味しかったです!
Yさん・・・様々なお茶が飲めてとても楽しかったです。自分でも作ってみようと思います。お料理の仕方も学べて勉強になりました。また参加したいです。
Mさん・・・丁寧なお話と分かりやすい説明でとても聞きやすかったです。夏はいつも体調を崩しやすいので、学べてよかったです。実践してみます。
ご参加くださった皆様ありがとうございました!
今後のワークショップは・・・
6月・・・からだのワークショップ大塚院長による「過敏性腸症候群」のお話とおなかのマッサージ方法
今後の予定・・・
7月・・・仮)薬膳醤油作り
8月・・・仮)アロマで作る手作りせっけん(子供から大人まで参加可能です)
9月・・・仮)漢方から学ぶ「秋の養生」
詳細は、クリニックホームページで後日告知いたします。
ご興味ある方は、ぜひご参加くださいませ。
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