敷島の森おなかのクリニックオリジナル人間ドック
- 2023.06.29
- 雑記
看護師の神倉です。
今年も半分が過ぎました。時間の経過が早くて、もっと時間が欲しいと感じるのは、私だけではないかと思います。
梅雨に入り、気候が目まぐるしく変わる中での体調管理が難しい時期になりました。
そして、今年の夏も暑くなりそうな予報が出てますね。
当クリニックでは、胃カメラや大腸カメラを組み込んでの、オリジナルの人間ドックの受付を開始しました。
一人一人のご希望に沿った、人間ドックのプランを作成できるよう、医師との相談の上、十分なヒアリングを行った上で、オプション項目を交えて、オリジナルの人間ドックのプランをアレンジしていただくことも可能です。
特に症状はないが、今まで胃カメラや大腸カメラを受けたことがない方であったり、定期的に隈なく検査をしたい等のご希望がございましたら、何なりとご相談ください。
下記、人間ドックの各プランになります。
※ ダウンロードをクリックの上、拡大してご覧ください。
健康を維持していく上で、先ずは病気にならない事。普段の生活習慣を整え、病気を予防していく事が、最も大切な事であると私は考えます。
その次に大切なこととして、検診等の検査を受けることにより、病気の早期発見に努めることではないかと思います。
医療は日々進歩しており、早期に病気を発見することで、侵襲の少ない手段で病気の芽を摘むことができます。
例えば、大腸がんの芽である大腸ポリープは、大腸カメラを受けることで発見することができます。初期のものであれば、その場で切除することが可能です。
大腸がんは、あらゆるがんの中でも増加傾向にあり、部位別がん死亡数は、男性では肺がんに続き2位。女性では、1位となっています。
また、大腸がんは、自覚症状が現れにくく、症状が現れた時点で病状が進行してしまっている可能性もあります。
大腸ポリープは、およそ40歳代から増えはじめ、年齢が上がるほどできやすくなります。 自覚症状がないため気づかない人が多いのですが、 60歳代になると2人に1人がポリープを持っているとも言われています。 また、女性に比べて男性に多くみられることも特徴です。
大腸がん検診(検便による便潜血検査)が始まるのは40歳からです。すなわち、40代から大腸がんのリスクは 上昇するということです。
検診では、検便(便潜血検査)は、なじみのある検査かと思いますが、大腸カメラはどちらかと言うと、なじみの薄い検査かと思います。
当クリニックでは、 40代以降の方で、一度も大腸カメラを受けたことのない方には、一度、大腸カメラを受けることを推奨しております。
大腸カメラは、なじみの薄い検査であるがゆえに、怖さや不安があるかもしれません。
検査に際して、不安を感じている方は、鎮静剤を使用して、眠っている間に検査を終えることも可能です。
また、鎮静剤で眠っている間に、胃カメラと大腸カメラを行うことも可能です。
大腸カメラは、検査当日の朝から2リットルの下剤を服用していただき、腸を空っぽにしてからの検査になりますので、約1日がかりになりますが、長い人生の中の1日を健康の維持のために有効に使ってみるのはいかがでしょうか。
その他にもオプションで、他ではなかなか受けられない検査のご用意もございます。
バイオロジカル検査※ と言いまして、保険適応外の検査になりますが、唾液や採血によるがんのリスクや早期がんの発見、遅延型フードアレルギー検査等を受けることができます。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
健康である時は、なかなか健康であることの有難みを感じることは少ないですが、病気や体調不良等になってようやく、健康の有難みを実感することが多いかと思います。
人生を豊かに生きていくためには、健康が欠かせません。
当院の人間ドックが、皆様の健康管理の一助になれれば幸いです。
お気軽にご相談ください。
※バイオロジカル検査とは、 尿や唾液、血液などの情報から代謝のバランス、アレルギー、毒素の蓄積、遺伝子の働きに至るまで、生化学的状態を「見える化」し、問題点を洗い出す検査のことを言います。