検診始まります🩺

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緑豊かなさわやかな季節が過ぎ、今年ももう梅雨が始まりました。季節の移り変わりが年々早くなってきた気がします🌲

今年も検診の時期になりました。毎年市から検診シールが送付されて6月末頃から当院でも受付が開始となります🏥

検診行くの面倒だな、仕事なかなか休めないな、まだ若いから大丈夫だろう…と思っている方もいると思います。そんな働き盛りの方こそ、自分の健康について少し向き合っていただけたらと思います。

当院では特定健診のほか、胃がん検診、肺がん検診、前立がん検診、大腸がん検診など様々な検診を受けることができます。

胃がん検診では胃カメラを受けることができます。胃カメラでは食道から胃を通り十二指腸の入り口まで細いスコープを使って観察します。朝食をお控えいただき午前中検査を行なっています。カメラの挿入時間はおよそ5分程度です。口または鼻からカメラを挿入する方法と、胃カメラに抵抗がある方は鎮静剤といって点滴をして眠っている間に検査を行うこともできます。口や鼻でする方に比べて少しお時間はかかりますが、ご希望の方はお問い合わせ下さい。なお鎮静剤使用の方は当日の車や自転車の運転はお控えいただきます。

特定健診では主に身長、体重測定、採血、採尿、心電図などを行っています。採血では生活習慣病の指標となるコレステロール、中性脂肪、血糖値のほか肝機能、腎機能、貧血などを調べます。採尿では細菌や潜血反応を、心電図では心臓の機能を調べます。

肺がん検診は胸のレントゲン撮影します。長年の喫煙歴のある方は喀痰の検査も追加可能です。

大腸がん検診は便の潜血反応をみるキットをお渡ししてご自宅で2日にわたり排便検査をして提出いただきます。働き盛りの40代から大腸がんのリスクは増え、女性のがん患者の第一位となっています。採血や胃カメラに比べ手軽にできる検査です。

検診の期限は来年2月末までです。土曜日や年度末は大変混み合います。コロナ禍で受診することを控えていた方、ぜひこの機会に検診を受けて下さい。

看護師 五十嵐