呼吸のすすめ
- 2020.05.13
- 雑記

ゴールデンウィークも終わり、木々の若葉も萌え出す季節となりました。
今年はコロナウイルスでの外出自粛によりゴールデンウィークのレジャーに出かけられなかった方が多かったと思います。見えないウィルスへの恐怖と日々更新されるメディアでの情報など精神的なストレスを抱えているかたも多いと思います。
当院の待合室には呼吸、ヨガ、食など様々な書籍があります。

呼吸の本の中の詩集『手紙』より息という詩を紹介したいと思います。
『息』
風が息をしている 耳たぶのそばで こどもらの声をのせ みずみずしい波を立たせ 風は息をしている
虫が息をしている 草にすがって 透き通る胎を見せ 青空を目にうつし 虫は息をしている
星が息をしている どこか遠くで 限りなく渦巻いて 声もなくまたたいて 星は息をしている
人が息をしている ひとりぼっちで 苦しみを吐き出して 哀しみを吸いこんで 人は息をしている
ストレスがたまるとうまく息を吐けなくなることがあります。そんな時は体の力を抜いて、6拍息を吸って、10拍ゆっくり吐く呼吸に意識してみてください。緊張がほぐれ身体の隅々まで呼吸が行きわたると思います。

外出自粛の中でも3密を避け、のんびりウォーキングをしたり、軽くジョギングをしたり、自転車でサイクリングロードを走ってみたり、適度な運動も心身を健康に保つのに効果的だと思います。先の見えない時期だからこそうまくストレスをコントロールできるように心がけたいと思います。

看護師 五十嵐
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